ういろうはほとんど身動きしません。
が、先ほど、洗って乾いたベッドにおしっこシートを敷き詰めてベッドを移動する準備をしていたら、頭を上げて凄い勢いで唸られました。
ういろうがこんな表情や声を私に向けて発する日が来るなんて想像もしてなかった。
でももっと、もっと側にいてと願わずにはいられない。
唸る元気がある…でも状況は変わらない。
この状態が続くと私の仕事の状況では朝5時代と、夜9時以降にこの唸り声を上げさせることになる。近所の部屋から苦情が来るのも時間の問題か…。
でも苦情が来たら、それこそ引っ越そう。もっと仕事場の近く…もっとういろうと一緒の時間が取れる場所に…。今よりいい場所ではなくなるかもしれないけど…。
もうういろうが私に頭をこすりつけて甘えてくることはないのだろうか。赤ちゃんだっこをしたら、頬にひたっと手を当ててくることはないのだろうか…。
突然の変化に状況を見るしかないと決めてはいるものの、考えはまとまらない。
ただ見守るしかないの…。ただ願うしかないの…。愛してるよ。大丈夫だよ。できるだけ側にいるよ。心はいつも寄り添っているよ。